Windows Vista には、ファイルの整理や検索をよりすばやく、簡単に行える強力な機能が追加されています。 まず、保存先を指定しないファイルは、すべてこの個人用フォルダに保存されます。 このフォルダには、さらに「ドキュメント」、「ピクチャ」、「ミュージック」などのフォルダがあり、ファイルの種類別に保存されます。これらの一部のフォルダは、[スタート] メニューにも表示されます。 ここで、前のバージョンの Windows と違う点を説明しましょう。まず、フォルダ名から「マイ」がなくなり、「マイ ドキュメント」フォルダがただの「ドキュメント」に変わっています。また、ドキュメントのフォルダに入っていた「ピクチャ」や「ミュージック」などのフォルダは、ドキュメントと同じレベルに配置されています。 フォルダの名前は変わっても、使い方は同じです。たとえば、今までと同じようにファイルを「ドキュメント」フォルダに保存したとします。 このフォルダはよく使うので、ファイルも多数あります。そんなときは、[表示] メニューでファイルの表示方法を変更しましょう。たとえば、ファイルのサイズや更新日時などの詳しい情報が見たい場合は、[詳細] を選択します。また、ファイルの内容をサムネールとして表示したい場合は、いずれかのアイコン メニューを選択します。 別のフォルダを開くときは、アドレス バーの新機能を使ってみましょう。 たとえば、1 つ上のフォルダに移動する場合は、アドレス バーでそのフォルダの名前をクリックします。 サブフォルダに移動する場合は、フォルダ名の横にある矢印ボタンをクリックして、サブフォルダを選択します。 ナビゲーション ウィンドウは、よく使うフォルダのショートカットを保存できる場所です。このウィンドウにショートカットを追加するには、フォルダをウィンドウにドラッグします。これで、何度も使うフォルダに、クリック 1 つで移動できます。 また、お馴染みの Windows エクスプローラによるツリー表示も、クリック 1 つで操作できます。ツリー表示は、いつでも開いたり閉じたりできます。 ファイルを検索するなら、[スタート] メニューの新しい検索ボックスが便利です。[スタート] メニューを開き、検索ボックスにキーワードを入力するだけです。キーワードの入力とほぼ同時に検索結果が表示されます。 検索するファイルが、「ドキュメント」などの特定のフォルダにあることがわかっている場合は、そのフォルダ内で検索します。フォルダごとに検索ボックスがあるので、そのフォルダ内だけでファイルやサブフォルダを検索できます。 この検索機能では、ファイル名だけでなく、ファイル内のテキストも検索されます。たとえば、あるドキュメントの 10 ページ目にキーワードと同じ単語が含まれている場合は、そのドキュメントも検索されます。 ファイルを探すもう 1 つの方法は、フィルタリングです。たとえば、あるユーザーが作成したファイルを探す場合は、[作成者] 列をクリックして、そのユーザー名を選択すると、そのユーザーが作成したファイルだけを表示できます。 また、同じ情報のファイルを重ねて表示することもできます。たとえば、[作成者で重ねて表示] を選択すると、ファイルが作成者別に分けられ、重なって表示されます。重なりをダブルクリックすると、その下のすべてのファイルが表示されます。 同じ条件で繰り返し検索する場合は、その条件を保存すると便利です。 保存した検索条件を表示するには、ナビゲーション ウィンドウの [検索] リンクをクリックします。[検索] リンクで探す手間を省きたい場合は、その検索条件を直接ナビゲーション ウィンドウにドラッグします。 ハード ディスク全体を検索したり、通常検索されないファイルを探したい場合もありますね。そのときは、[検索] フォルダを使いましょう。 [検索] フォルダを開き、[検索] ボックスにキーワードを入力すると、すべての個人用フォルダが検索されます。「ドキュメント」、「ピクチャ」、「ミュージック」だけでなく、電子メールなどのすべてのファイルが同時に検索されます。 ハード ディスク全体を検索する場合は、[検索] フォルダを選択するだけでなく、[高度な検索] ボタンをクリックします。 ここで、個人のファイルだけでなく、あらゆる場所を検索することを指定できます。 検索結果が多すぎる場合は、これらのボタンを使うと、特定の種類のファイルだけを表示できます。 ご覧のとおり、Windows Vista ならキーワードで簡単にファイルを検索できるだけでなく、検索条件の整理や保存も可能です。 |